昭和45年4月24日:渡し船転覆事故で、戸沢村立古口小学校柏沢(かしざわ)分校の子どもたちの命を救い亡くなった、2名の先生を偲んで建立された殉難の碑に参拝に行ってきました。朝、読み聞かせサークル「くれよん」さんが作成した紙芝居で事故の概要を勉強しました。渡し船の転覆にあい、川に投げ出された子どもたち全員が救助されるのを確かめ、自分たちは力尽きて、雪どけで増水した最上川に没し去ったということです。救助にあたった人に「子どもたちを頼む」と最後まで必死に叫びながら先生たちの姿は消えていったそうです。この碑には、次のような銘文があります。『 おのが身はかへりみずして 教え子の生命護りし ひとぞ尊き 』 毎年、戸沢学園の6年生がこの碑を参拝しています。この事故を忘れないように語り継いでいかなければなりません。謹んでお二人の先生方のご冥福をお祈りいたします。子どもたちにとって、いのちの大切さを心に刻む時間になりました。